安くて美味しくてすぐ酔えるお酒?!そのリスクとは

by 川口, 2020年10月27日

みなさんは普段、お酒を飲まれますか?

一口に「お酒をたしなむ」といっても、
アルコールと私たちとの関係には、様々な付き合い方がありますよね。

 

そんな中、物議をかもしているのが、「ストロング系チューハイ」と呼ばれるお酒です!

ストロング系チューハイとは、コンビニなどに売っている缶チューハイの中でも、
アルコール度数が9%くらいのものを指します。
9%というと一般的なビールの倍くらいになりますが、価格では2/3~半額程度の安価となっています。

 

そのストロング系チューハイですが、その存在に警鐘を鳴らす記事が色々なところで見つかります。

 

ストロング系チューハイに注意 飲みやすさの先にある危険 | 時事メディカル

ストロング系チューハイに薬物依存研究の第一人者がもの申す | BuzzFeedNews

 

・飲みやすい味で、沢山飲める
・値段が安価で、手に入りやすい
・酔うこと自体が目的になっている

 

どうやら、以上のような点がよくない形で影響して、
トラブルや健康被害を引き起こしているようです。

 

また、ストロング系チューハイが生まれた背景には日本の酒税法も影響していると言われています。

日本では、アルコール度数に関係なく、ビールや発泡酒など、
飲まれる頻度が高いアルコール飲料に課税していく仕組みを採用しています。
そのため、メーカー側は課税対策として、
税率が低いストロング系のようなものを生み出したと考えられます。

引用: ストロング系チューハイは“酒ではなく薬物”なのか?精神科医が依存&健康リスクに警鐘 | Business Journal

酒税が安価な範囲で、できるだけ高アルコールにするために、9%になっているようです。。。
これが10%だと、急に酒税額は上がってしまう。

 

お酒は気を紛らわすための「手段」なのでしょうか?
それとも、お酒自体を楽しみたくて飲むのでしょうか…。

ストロング系チューハイを飲む人も飲まない人も、
いま一度、自分とお酒との付き合い方を見直してみる機会なのかもしれませんね!