実は迷惑?タイガーマスク運動

by ucchi, 2016年5月17日

タイガーマスク運動とは?

2010年12月25日、タイガーマスクの主人公である「伊達直人」を名乗る人物から、児童相談所宛てにランドセルが送られたことをきっかけにして全国へ広まった匿名での寄付行為「タイガーマスク運動」。

出典:spotlight

 
このランドセルを送る運動に対して実際の児童養護施設の方から意見が出て、注目されています。

確かに、自分で好きなものを選びたい子どもたちの気持ち、わかります…。

また、

ランドセルの他にも。

 
寄付をするなら、モノよりお金がいい?

「現場では現金で頂く方がありがたい」というのが本音とのことです。知人の児童養護施設に勤める方も同様のことを仰っておりました。いわく、サイズ違いの古着を送られて、結局処分代が掛かってしまった、なんてこともあったとか。
とはいえ、モノを寄付するのと、お金を寄付するのは行為は、負担・意味がけっこう変わってくるのも事実です。送る側のマインドとしては、単にお金を上げるのも何だか即物的で淋しい感じがするのかもしれません

出典:まだ東京で消耗してるの?

漫画作家の小池一夫さんもこの運動についてコメントを。

 
無駄にならないためにも、必要なもの・ことを聞いて行動するのが一番いいみたいです。
それはお金に限らず。

寄付を予定されている施設に率直にお尋ねするのが
一番です。せっかく寄付されてもあまり必要のない
者はかえって有難迷惑な時もあります。
折角の寄付です。双方ともに幸せな気持ちになる方が
お金も物資も生かされます。

出典:乳児院や児童養護施設への寄付。現金が一番ですよね?

 
寄付のためのマッチングサイトもあるようです。

そんなとき使えるのが「お願いタイガー!」というサイトです。こちらは社会福祉施設が欲しいものを登録しているサイトです。例えばこちらは札幌の障害者施設の投稿。欲しいものを現場の方々がリストアップしてくださっているわけです。これなら無駄になることもありません。

出典:まだ東京で消耗してるの?

 
お願いタイガー!とは?

お願いタイガー!は、日本国内の子供・老人施設の寄付情報マッチング・まとめサイトです。NPO法人や財団法人を通すのは管理者が好きじゃないので、直取引ができる場がいいなと思って作りました。

出典:お願いタイガー!

社会福祉施設が欲しいものを登録していて、また、逆に提供できるものを掲載することもできます

出典:まだ東京で消耗してるの?

児童養護施設等にモノを寄付する前に確認して送る形をとれば、
双方ハッピーになれるでしょうね。
モノの寄付の前にぜひ確認しておきたいものです。

お願いタイガー!