「ご不要のものがありましたら、図書館まで寄贈していただけると幸いです」

by ucchi, 2016年5月31日

ある日こんなつぶやきが拡散されてきたのでご紹介します。
 

 

また、

ツイート内のリンク先である羽曳野市の文面を見てみると、「不要」の文字が。

羽曳野市の図書館で、5人以上の方から予約されている本の一覧表です。
このリストに載っている本を予約される方は、順番が回ってくるまでに数ヶ月かかることがありますので、
あらかじめご了承ください。
なお、これらの本をお持ちの方で、ご不要のものがありましたら、図書館まで寄贈していただけると幸いです。

出典:羽曳野市 リクエストお待たせ情報

 

確かに作家の方からしたら(金銭的に)得にはならないですね。
 
ですが図書館で本を借りる人でも、気に入った本であれば購入して手元に置きたいという方も多くいると思います。
「そもそも本は無料で全部読めるべきだ、金は払わない」という考えの方もまあいるでしょうが…。
一概に損とも言い切れないかなとも思います。

 

図書館の新作の貸し出しのツイートに対してこんな意見も。
 

 
 

寄贈は個人的には悪いことだとは思っていません。
むしろ多くの人に役立つ良いことだと個人的には思っています。
 
ですが、「不要」という言い方がとても悲しくなりますね。
命をこめて作り上げた作品を不要、と。

 
本の寄贈のこと、作家生命のこと、
あなたはどう思うでしょうか。