遺言によって、死後、財産などの遺産を寄付すること、
これは「遺贈」と呼ばれています。
日本の人口の高齢化もあり、話題になることも増えてきましたが、まだ認知度が高いとは言えないでしょう。
遺贈はもともと慈善活動に興味がある人たちや、
遺産を相続する子どもがいない人たちがすることが多いようですが、
それ以外にも、下記のようなこともあるようです。
信託銀行の担当者が、遺贈をすれば相続税の課税対象になる財産が減り、税の負担が減ることなどを説明しました。
節税しながら寄付もできちゃうんですね!
これはちょっと得した気分になりますね!
しかし、そんな遺贈がいまいち普及しないのには理由があるようです。
資金を必要としている難病の子どもや認知症の人の支援団体などが、活動内容を説明し、「多くの団体が運営資金に困っています」などと訴えました。
募金団体が募金活動を行うには、当然運営資金が必要です。
つまり、遺贈する人が増えれば募金活動を行いやすくなり、
より多くの寄付を集めることができるようになるでしょう。
皆さんはどうでしょう?
自分が死んだら「遺贈」しますか?